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様々なノウハウをのせた宝船…夢とロマンをのせた船があなたと往き来します! 寛十郎とあなたのコミュニケーションの港です。

Q 初めまして。espoir-amiと申します。

以前(大分昔)何処かで、寛十郎先生が尺杖を振っている姿を見たのですが一部の隙も無く、武の経験があるのではとずっと思っていました。

今日初めてこちらのサイトを拝見させていただき、質問の機会を得ることができました。寛十郎先生は何処かの槍術の流派を参考になさっているのでしょうか。それとも、舞踊の動きの(特に古典と呼ばれるものの中には)この様な型が元から存在しているのでしょうか。

興味本位の質問で大変恐縮なのですが、もしよろしければお教えいただけたらと思います。
A ご質問ありがとうございます。私は子供の頃から刀を使うことが好きで、時代劇を良く観ていました。自分で「正眼諸刃くずし」とか、「円月殺法」を元にいろいろな型を考えたりしました。
20歳を過ぎ、八代目坂東三津五郎師の下で勉強をはじめた頃から歌舞伎の立廻りや、新国劇の立廻りを興味深く観察し、自己流でやっておりました。
現在は舞台で使う槍や刀、長刀などはもちろん型がありますが、型だけでなく、踊りで云う息の取り方、型のきめ方や動作の美にも気を配っています。ほとんど舞踊の動きが中心だと自分では思っています。「位取り」という難しい呼吸と動きがあり、まずはすり足を使い、溜め込んだ形から次の動作に移る時の振りの流れに神経を使うのと同じように、小道具も使うように心がけています。
ちょっと難しい話になってしまったかも知れませんが、マアそんな様な訳です。
by大河寛十郎

追記:日本舞踊にも槍の型や刀の型、立廻りの型には基本的な動作や名称があります。
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